夏目漱石の伝記を読みました。

夏目漱石。

・吾輩は猫である、坊ちゃんなどの有名な作品を書いている人。
・胃の病気にかかって割と若くして亡くなった人。
・英語教師だった人。

くらいの知識はあったのですが、図書館の子供向け書籍の中で夏目漱石の名前を発見してなんとなく手にとって見てみたら、急に興味が湧いてきました。

彼の生家は元来お金持ちだったけれども末っ子の漱石が生まれるころには家計も厳しくなったのでよそに里子に出されてしまったというのは意外でした。

そういうバックグラウンドがあったことがすべての原因ではないにしろ、神経衰弱に陥ってしまって大人になった漱石は気難しく、たびたび癇癪をおこして妻子を困らせたりしたようです。

***
漱石と英語とのかかわりですが、当時国からお金をもらってイギリスへ2年間留学していました。

彼は「英語の読み、書きはなんとかなるが、発音が全くだめだ、」と友人への手紙に書いていたそうです。
現在でこそネイティブの発音に触れることは容易ですが、当時はそんな機会は滅多に無かったのでしょう。
彼にとっては生活のすべてが苦悩に満ちていたに違いありません。


そんなわけでイギリスへ留学をして彼の精神状態はますます悪くなったようです。

ただし、最初は英国人や英国の文化、文学に対して劣等感を感じていた漱石ですが、最終的には日本の国や人、文化が劣っているとか勝っているとかそういうことはない、と結論づけます。


そこで英国にも以前の日本にも無い新しい文学を自分自身で創造しようとして、教員という安定した職を捨て「文学」の世界へ邁進することになったのです。

伝記を読んで、再び子供のころに読んだ漱石文学に触れてみたくなりました。



「こころ」、「それから」、「三四郎」については高校のころ読んだので割と記憶に新しいのですが、小学校時代に読んだ坊ちゃんを大人になった今読み返してみたくなり早速図書館から借りてきました。

英語に関してだけでなく、何か人生にとって有益なアイディアやヒントが見つかればいいなと思っています。

ちょっと熱っぽく語ってしまいました。






2007年06月26日 その他 トラックバック:1 コメント:2

夏目漱石は favorite novelists の1人です♪10〜20代の頃、よく読んでました。日本語の美しさを再認識させられますよね。

夏目漱石自身の話は、ちゃんとした伝記本ではなく、「その時歴史が動いた」のコミック版でしか読んだことがないんですが、正岡子規との逸話が胸にグッときました。

2007年06月27日 Mojo URL 編集

♪Mojoさんへ♪

おお!!
Mojoさんは既に夏目漱石ファンでありましたか。

おっしゃるとおり、日本語の美しさ、そしてテンポの良さにはすばらしいものを感じます。

また、人間の影の部分を扱いながらもそんな人間に対する温かみというか、寛容さをもって接しているところに魅力を感じます。

「そのとき歴史が動いた」ですか。

あの番組、私も好きです。

正岡子規との交流はどの伝記にも書かれていますが、具体的なエピソードにはあまり触れられていなかったので、Mojoさんがぐっとくるような内容なら見てみたいですねぇ。

2007年06月28日 キャンドルズ URL 編集












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